ブルーマウンテンズはシドニーから車で約2時間(電車でもセントラルから2時間で行けるらしい)のお馴染みの観光スポット。コーヒーで有名な、あのジャマイカのブルーマウンテンとお間違いなきよう。
「マウンテンズ」というくらいだから、どんな山脈が連なってるのかと想像しがちだが、実際のところ、最高地点のウェロング山の標高が1,215Mという、高原地帯。語源は、この地帯に多く生息するユーカリの木から発する油が気化して広がり、太陽の光に反射して、青い霧を生み出すところから来ているらしい。
今回は、ちょっと早めに家を出たので、ブレックファーストの時間に間に合った。Lewraの付近にはたくさんのカフェやお土産屋さんがあって、いつも賑わっている。どこのカフェにしようか迷った挙句、トリップアドバイザーでカフェNo.1になっていた、Lily's Padへ。どのメニューも大体20ドル弱。これにコーヒー4ドルくらいをプラスで、朝食一人24ドルは安くはないと思うけど、これ、シドニーではスタンダード。日本人観光客が減るわけだ・・・。サービスも味も良かったので、ひとまず満足して店を出る。いざスリーシスターズへ。
スリーシスターズは3本の切り立った岩をさすが、ウィキペディアによると、父親の魔法で三姉妹が岩に変えられたというアボリジニの伝説から、名前がついたとのこと。一体、何をしでかしたんだろう、この三姉妹?岩になる程、こっぴどいことをしたに違いない。
オーストラリア観光局のウェブサイトには、三姉妹を岩に変えたのは村の長老だって書いてあるな・・・。
とにかく、美しい三姉妹が種族の違うボーイズと恋に落ちてしまう。別の種族との結婚はタブーだったから、ボーイズが三姉妹を村から連れ出そうとするが、それが原因で争いが起きてしまう。その罰として、長老が三姉妹を岩に変えてしまった。本当は争いが終わったら三姉妹を元の姿に戻そうというのが長老のプランだったのに、なぜか彼が自殺をはかり、三姉妹は元に戻るチャンスをなくしてしまったというストーリー。(いろんな説があるらしい)
一番の見どころのスリーシスターズを展望できる場所には、いつも多くの観光客が訪れ、写真を撮るのも一苦労。こういう場所には必ず昭和風のポーズでカメラの前に佇む方々がたくさんいるので、ピープルウォッチングにはもってこい。今日もたっぷり楽しませていただいたのはいいけど・・・。
本来なら、ゆっくりこの壮大な景色の前で、うっとりしたいのね。でも、この観光客の多さには、正直、テンション下がる・・・。
次回は本気でこの付近のトレッキングをしに来よう。
追記:ここへ来たら、必ず立ち寄るお土産スポット。ローカルチョコレートショップ、Josophan's。
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