2週間前、IELTSという英語のテストを受けて来た。最後にTOEICを受けたのが軽く20年以上前の話だから、自分の実力がどんなものなのか、確かに気になるところ。ただ英語力を試すだけで受けるなら、楽しみもあるのだろうが、今回はほぼ強制的だから、ちっとも楽しくない。
シドニーに来てから1年、就職活動が難航している。いろいろな厳しいオーストラリア独自の規定のために、本職を一時休止しているのはこのため。今後この道で進むためには、まず、規制機関に書類を出し、オーストラリア外で得た資格・学歴を審査してもらわなければならない。審査が通ったあと、やっと仮登録となる。
そこには英語力を証明する部分があり、それを証明するには、このテストを受けるしかない、というところに至ったのだ。オーストラリア&イギリスの大学院を出ても、それだけでは足りないとは。とほほ。柔軟性はないのか?!
確かに、私の英語力はかなりなんちゃってだ。通訳のバイトを自信満々で買って出て、とんでもなく恥ずかしい思いをし、自己嫌悪に陥ったこともある。きちんと通訳の訓練を受けている人と、同じ土俵で戦うなんて、とんだお門違いだ。こういうところに性格が出るものだとつくづく思う。このなんちゃって英語力で私が今まで大学や仕事でサバイブできていたのは、私の間違っていても気にせず迫る、性格の賜物だったのだ。
さて、肝心のIELTS。「別にダメだったらまた受ければいいじゃない」という金額でもない。Reading, Listening, Writing, Speakingのテストが2日間に渡って繰り広げられる。テストを受けるのに330ドルも払うのだから、「また次があるわ」って気分にもならないし、初日のテストでほぼ4時間トイレにいけない辛さも2度と味わいたくない。(ちなみに、トイレに行ってはいけない訳ではなけれど、行っていいタイミングが微妙すぎて行けない)
ちなみに、規制機関の審査を受けるだけで約700ドル、仮登録で約300ドル、英語のテストで330ドル。多分、仮登録が終わったら、さらに勉強をしないといけないことになりそうなので、更にドン。一体仕事するのにいくらかかるんじゃ。途方にくれる私。
英語テストの結果は、今週末に出る。これ、規定以下だったら、どうなるのか、想像すると恐ろしい。
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