11/26/2017

石鹸作りレポート 今回はコーヒー石鹸 キッチン用

キッチンで使う石鹸って、香りの強いものだと、食べ物に匂いが移りそうで嫌。
でも、玉ねぎやニンニクの匂いがしっかり落ちないのも嫌。
南国で冬知らず生活15年。久しぶりのシドニーの冬で肌荒れの恐ろしさを久々に体験してしまったから、食器洗い用洗剤はまあ仕方ないとしても、手を洗う石鹸くらいは、お肌に優しいの、欲しい。

こういう色々の願いを叶えてくれる石鹸が、こちら。と、お知らせできたらいいんだけど、残念ながら、そんなネタもなし。

ということで、自分で作ってみることにした。

消臭成分があり、スクラブの働きをしてくれるコーヒー、お肌を守ってくれるココバター、殺菌効果のあるミントを入れて、チョコミントのような香りの石鹸。

材料
オリーブオイル 420g
ココナッツオイル 120g
ココバター 60g
水 233g
苛性ソーダ 79g
コーヒーグラウンド 小さじ3
酸化亜鉛 小さじ3
ココア 小さじ3
オレンジエッセンシャルオイル
ペパーミントエッセンシャルオイル 

石鹸作りをしたことのある人はご存知かと思うけど、「苛性ソーダ」や「酸化亜鉛」という言葉にひどく反応する方が多いので、ちょっと説明を。

苛性ソーダは、劇物扱いの化学品。石鹸には欠かせない材料の一つで、大昔から使われている。そのままでは危険だけど、鹸化というプロセス(水と油と反応させること)を経ることで、毒性が石鹸成分に変わるため、石鹸の中に苛性ソーダ自体の成分は残らない。

酸化亜鉛は、私は普段あまり使わない材料だけど、今回は3層の石鹸にするために特別参加。酸化亜鉛に毒性はなく、化粧品や医療品として使われている。(白色顔料、鎮痛、止血、防腐効果あり)





早速材料をはかって、混ぜる工程。ここで美味しそうなカスタードクリーム状に。ついつい食べたくなるけど、グッとこらえる。



コーヒを混ぜたら、もっと美味しそうになった!



これを三等分し、一つはそのまま、一つは酸化亜鉛を入れてちょっと白っぽく、もう一つはココアを入れて濃い色に。

これを型に優しく流し込み、一晩ねかせて切ったものがこれ。

消臭・洗浄・肌荒れ防止効果が期待される材料で

あ〜食べたい。

ここから約1ヶ月半熟成させたら使用可能。


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