4/28/2018

メルボルン旅行記 グレート・オーシャンロード

メルボルンから車で3時間ほどのところにある、絶景スポット(の連続)、グレートオーシャンロード。街からちょっと遠いから、今まで面倒臭がって行かなかったけど、今回は、絶対行くぞと決めて来た。

数々の車のCMやミスチルのTomorrow Never Knowsのミュージックビデオで使われたりする、人気の撮影スポットなのだ。と、確認のため、実際にミスチルのTomorrow Never Knowsを見てみた。あ〜、懐しい。青春だわ〜。

行きは内陸から、帰りは海沿いを通って帰るルートを選択。

グレートオーシャンロードに到着するまで、何匹の牛・馬・羊を目撃しただろうか。運転しても運転してもほぼ景色が変わらないから、そろそろ勘弁してくれ〜という頃、急に海が見えてくる。

グレートオーシャンロードには、山ほど絶景スポットがあるけれど、全部見ていたら、時間がかかって仕方ない。今回は、絶対に外せない、十二使徒、ロックアードゴージ、スプリットポイント灯台にしぼった。

あいにくのお天気だったけど、やっぱり一番人気の十二使徒は実際に生で見るとすごい。


5分ほどドライブしたところにある、ロックアードゴージ。この地名は、この場所で座礁し、沈没した船の名前からつけられた。1878年、この船は、イギリスからメルボルンに向かう途中、深い霧や強風のため押し流された結果、入江の岩に砕かれて沈没してしまう。乗組員54人のうち、2名しか生存者がいなかったという、悲しい伝説がある。

それにしても、悲しい場所とは思えないほど、美しいスポット。



お次はスプリットポイント灯台。ロックアードゴージからここまでは2時間かかるから、途中の田舎町の小さなカフェ、Shoppeでビーフパイとコーヒーで腹ごしらえ。





朝8時半ごろ宿(Southbank)を出発し、帰って来たら夕方6時半。3ヶ所しか見てないのに10時間か〜。次回は、グレートオーシャンロード付近に一泊した方がいいかも。

我が家は運転手が3人いるから、まあ、なんとかなるけど、これ、一人だったら相当疲れるだろうな。でも、行って良かった。

大満足の遠足だった。

4/18/2018

サワードーブレッド、はまりすぎて恐ろしいの巻

今、はまりにはまっている、サワードーパン作り。これは、依存症レベル。

サワードウ (sourdough)又はサワー種(-だね)は、小麦ライ麦を混ぜてつくる生地に、乳酸菌酵母を主体に複数の微生物を共培養させた伝統的なパン種パン酵母(イースト)を純粋培養したものと同様にパン膨張剤に用いる。乳酸菌が発酵の過程で生産する乳酸により、サワードウを使ったパン(サワードウ・ブレッドサワーブレッド)は特有の強い酸味と風味をもつ。(Wikipediaより)

はまり始めた1ヶ月ほど前から今日まで6〜7ローフほど焼き上げたものの、どれもこれも今ひとつ。理想の感触に仕上がらなかった。

それぞれ、味は良いんだけど、なぜか、あの憧れの大きな気泡が出なくて、ずっしり重い、どこかウェットな感触のパンになってしまうのだ〜。そして、外側は入れ歯のおばあちゃんには絶対に無理なガリガリ岩状。

なぜだ〜!?と、ネット検索を重ねて、「これだ!」にまだ出会えずにいる。

でも、「あと、もうひと頑張りなんだよな」というギリギリ感があるからこそ、つい「次は成功するはず」と次々に作ってしまうのだろう。なんとも危険なAddiction。

しかも、この天然酵母のサワードースターターは、毎日、粉と水を追加してお世話をしないといけない。つまり、使わなければどんどん増えていくという訳だ。(私は涙をのんで数日おきにちょっとずつ捨てている)無駄にしたくないという気持ちにも、がっつり忍び寄る、すごい奴だ。

問題は、作り方にかなりの違いがあるということ。
  • サワードースターターをそのままパン作りに使う方法とサワードースターターからLevain/Leavenという段階を経て、パン作りに進む方法。(ストレート法と元種法の違い?)
  • クルーゼなど、蓋つき鍋で焼き始める方法と、スチームオーブンで焼く方法
  • 手で捏ねる方法と、フォールディングメソッドを使う方法
  • 発酵時間の違い
  • 分量の違い
  • 焼き時間の違い
などなど、違いが多すぎる〜。
とにかく、違う手法、様々な分量のレシピを手当たり次第お試ししてみた。こちらが今まで参考にしたウェブサイト。

Patrick Ryan: Sourdough Masterclass

Emma Christensen (Kitchn)

Ceila's blog, Fig Jam and Lime Cordial

ローズ家のサワードーカンパーニュ

ル・クルーゼで焼くサワードウパン

Classic San Francisco Sourdough

ずいぶん前に印刷したものの、使っていたなかったから、どこから抜粋したものか不明になってしまったが、多くのサワードーLoverが参考にしている、Tartine Bread by Chad Robertsonを元にたレシピ。

と、これ全部試してみた。でも、やっぱり外側がカチカチ、なかがしっとり(すぎる)失敗作続き。

注意:これらのレシピは全然悪くないんです。恐らく、気候・湿度・粉・水・オーブンの癖など、様々な要素が、私のパン作り環境に合致しなかっただけだと思うので、サワードー作りを試す方、どうぞ、これらも参考にしてみて下さいね。

と、ついに出会ったこのレシピ

The secret to baking the perfect sourdough

あ〜やっと出会えた〜!これは、イギリスのBread Aheadというパン屋さんのレシピ。
これを読んで、「はっ」と気づいてしまった。

焼き時間

今までのレシピは、これに比べたら焼き時間が格段に短い。なるほど〜、中がしっとりだったのは、つまり、生焼けだったってことか?

とにかく、じっくり時間をかけてこのレシピ通りに作った。

ちょっとまわりは黒焦げっぽいけど、そんなことは気にしない。



中は良い感じに仕上がっていて、いつもよりふわっとしている!
やった〜。ついに出会った、パーフェクトレシピ。



明日からパン屋でも始めるか・・・。

4/01/2018

イースターでカフェ難民。で結局Bell & Brio。ついでにフェリーでミルソンズポイントまで。

イースターホリデー中は、いまだにお休みのショップ続出のオーストラリア。
一昔前の日本の正月または香港・シンガポールの旧正月か?!とツッコミを入れたくなる。
メジャーな休日は、従業員に払う給与がダブルになるところが多いから、経営者もうかうか店を開けていられないのだろう。

それにしても、グーグルで「本日営業」の確認をして出かけて言ったのに、閉まってるっていうのはどういう事だっっ。

珍らしく、家族全員予定なしの日曜日。あまりにも暇だから、わざわざジェラートを食べにバランがルーまで行こうと決めたのに閉店。あれ〜。

せっかくここまで来たのに帰るのも残念すぎる。という事で付近のカフェを探すも、かなりの確率でカフェは閉まっている。途端にカフェ難民となる私達。そういえば、先週もランチ後のカフェ探しで難民になったんだっけ。

結局、動物の感が効く夫が、Bell & Brioを発見。



私はグルテンフリーのアーモンドケーキ。



娘Hはフェレロロシェのケーキ



息子Lはカネリ



娘Nはキャラメルタルト

夫はキャロットケーキ

全員、がっつり食べた。
昨夜のBBQパーティーで、二日酔いだった事も忘れてしっかり私も完食。



店内は、イタリアのグローサリーショップエリアもあったりして、結構面白い。



イースターで従業員不足らしく、注文が届くまで20分以上待った。
カウンター付近に、ミニゴキブリを発見したり、娘が注文したアイスラテに小さなガラスの破片が入っていたりと、相当ガッカリな出来事があったけど、結局アイスラテの分は無料にしてくれた。

お腹いっぱいになった後は、良いお天気だから、久しぶりにフェリーでハーバーを渡ることに。フェリーを待っている間にすでに船酔いになる私。二日酔いなのか船酔いなのか、もはや不明。



フェリー内は、観光客でほぼ満席。炎天下の外席(一番後ろの席)にとりあえず座ってみる。



橋が見えてくると、今までどこにこんなに人がいたのかというくらいの観光客がうわ〜っと後ろに押し寄せて来たぞ〜。空いていた炎天下の後ろ席はたちまち観光客で埋もれてしまった。そこにいた私達も、写真を撮りまくる観光客に囲まれた〜。



私たちが座っていたスペースの小さな隙間を狙って入ってくる人も。強烈だ=。

たった5分強の乗車時間だったけど、長かったな。



シドニーお勧めカフェ Echo on Marina & ブッシュウォーク

シドニーの素晴らしいところは、ご近所にまだまだ隠れた面白スポットがあるという事。

今回は、我が家から車で10分以内にあるエコーポイントパーク(ドッグビーチで以前に紹介)のすぐ近くにあるカフェ、エコー・オン・マリーナに行ってみた。

ここは知る人ぞ知る穴場。

専用駐車スペースから、どんどこ階段をおりて行くと、こんな景色が広がる。



さらに下ると、



エコー・オン・マリーナが見えて来る。(写真左側)

私たちが到着したのは朝10時ちょっと前。私たちが4組目?意外に空いてるわ。
しかし、10時をすぎたあたりから、常連風のリタイアメントグループがどんどん席を埋めて行く。
あっという間にほぼ満席。

私は、Big Boy Breakfast (ベーコン、ハルミチーズ、マッシュルーム、ポーチドエッグ、ターキッシュブレッドのセット)を注文。
足りるかな?と思ってしまうところが、コワイ。
しかし、完食後のずっしり感に、多少後悔の念あり。



友人がオーダーしたベジタリアンのディッシュ。肉食の私には物足りない感じ。



ちなみに、お帰りは、かなりきつい傾斜の階段を登らないといけないので、足の悪い人用に、こんなマシーンも用意されていた。



しっかり腹ごしらえした後は、ここから続くブッシュウォークのコースを1時間半ほどお散歩。あれだけ食べたら、やはりちょっとは運動しておかないとね。



ブッシュウォークはエコー・オン・マリーナから続くコース(Two Creek Track)を45分ほど歩いたところで、ユーターンし、駐車場に戻った。

もっともっと進んで行くと、East Lindfirldまで続くトラックだけど、今日は秋だっていうのに暑くて、汗だく。
朝食のベーコンやらチーズやらのせいで、異状に喉が渇くもんだから、持っていた水筒もすっかり空っぽ。計1時間半のお散歩で今日はもう充分。

折り返し地点までは初心者・老人と一緒でも大丈夫そうなマイルドなコースだったけど、その後どんな大冒険が待ち受けていたのだろうか。実はマイルド続きではなかったりして。

なまだまだ知らないところがいっぱいありそうなシドニーを実感する日であった。